きりんさん収録1日目

録音前の打ち合わせ風景。永阪ゆいりさん。

べランダにやってきて、ご飯を食べてすぐ帰る、白い猫。
きりんさん女子大生の、収録1日目です。
録音はStudioCampanella、ボーカルは永阪ゆいりさんです。
早朝に集まって、久しぶりのべるさんち。
玄関で親子がなわとびをしていたので、とりあえずお約束
ゐ「入り口にようじょがいたよ、ようじょが、あの、ようじょが・・・」
べ「はい、ようじょだね、はいはい」
白い猫がフラっと来て、ごはんを食べてフラっと帰ります。
べるさんには懐いているようで、近づいてもわりに平気でした。
初日の収録は、「黒い罠」という歌で、作詞・歌が、永阪ゆいりさんです。
彼女が書き溜めていた詞の中から、僕が曲をつけたいと思ったことを彼女に話し、
曲ができたのが2005年の夏でした。
曲の参考にしたのが倉橋ヨエコというアーティストで、歌謡ジャズ調の曲に、
ちょっと毒のあるネガティブな歌詞を、明るく歌うというものです。
永阪ゆいりさんに教えてもらって知りました。
彼女の詞のイメージから、ヨエコを参考にしつつ僕らしさも出していけるようにしました。
僕ははじめて倉橋ヨエコを聴いたとき、ネガティブな歌詞を歌っているのに、
明るくて、恨みがましくないところに惹かれました。
歌は、詞と曲を使って、感情移入を効果的に生むものと考えていた僕には、
自分のことを他人事のように歌うようなクールさが新鮮でした。
その感じが、ネガティブなもの=嫌なものというのを覆してくれたからです。
ネガティブを超えて頑張ろうよ、という応援歌的なものにはない、
ひねくれた表現の中にしかない、色気を感じました。
僕はそういった表現の色気が好きです。
———-
そんな倉橋ヨエコの世界を連想した僕は、自分たちでも作ってみたいと思いました。
永阪ゆいりさんの歌詞は、ネガティブを他人事として笑いにしたような明るさがあるので、
曲の感じも、暗い感じとカッコいい感じを混ぜて、どこまで本気でどこまでギャグなのか
境目が混ざっていくグルーヴ感を出すために、展開を工夫しました
この時点で、曲に関しては一点のビジョンの狂いもなかったのですが、
歌い方の演出については、僕はよくわかっていませんでした。
その点を、bermei.inazawaさんと、永阪ゆいりさんがフォローしてくれました。
録りながら、どっちが正解というわけではなく、表現の好みの違いにぶつかります。
僕はリリカルな、わりに直球な甘い感傷表現を好み、一人で突っ走る傾向があります
そこを、べるさんは関係者全員の意見を尊重し、バランスをとってくれます
永阪ゆいりさんは、歌い方の提案をかなり考えて出してくれます
ある種、禁欲的な抑え目の表現に落ち着き、僕は、物足りなさを感じはじめます。
しかし、そのほうが曲の意図にあっていること、長く飽きないものになることを
直感的に感じて、深みを選ぶことに納得していきます
一人だとやっぱり気づかなかったので、本当に勉強になります
録っていくうちに、お互い確認しなくとも、こっちのほうが良いという感覚が、
ピタリと一致していくようになりました
すごく不思議な感覚で、面白い経験をしました。



By 永阪ゆいり, 2008年5 月4日(日曜日) @ 3:40 am
その節はお世話になりました!
こんなに楽しめるレコーディングはナカナカ無いですね~。
同人でこの歌い方させてくれる企画も、普通無いと思います 笑
わたしももっとく崩すかと思っていたのですが、あのくらいに中和してくれたべるめいさんに感謝ですね 笑
そして今日もお世話になります。
今日のも今日ので楽しみにしています♪
あと、写真を勝手にブログに転用させていただきま~す!
ていうか、いつの間に!? 笑
By pagi, 2008年5 月6日(火曜日) @ 9:33 pm
きりんさんもついに収録なのですねw
車の中で「みらいのエネルギー」聞きながら、どんなのが来るのかな~と、いつもワクワクさせていただいておりますw
しかし、ゆいりさんの後姿にそそらr…… げふんげふん。
きりんさん、楽しみにしております★
By でば, 2008年5 月7日(水曜日) @ 1:01 am
>録っていくうちに、お互い確認しなくとも、こっちのほうが良いという感覚が、
>ピタリと一致していくようになりました
今、自分の居場所で欠けている感覚をビリビリ感じました。
チームの仕事とはこうあってこそ、何でしょうねえ…。
明日からは休み明けなので、またやろうという気になれました。
新作、とても楽しみにしてます。
By みらゐ, 2008年5 月7日(水曜日) @ 7:19 am
新作楽しみにしていただいて、ありがとうございます
ポップとシュールの融合を試みているので不安もありますが
味のある世界観を作れるように頑張ります